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広告に関するご相談②
- #化粧品の表示に関する公正競争規約
- #医薬品等適正広告基準
- #広告表現
広告(医薬品等適正広告基準)
広告会社が作った広告が、広告会社は適法だといっていたので、広告会社が言うとおりの内容で、DMやパンフレットなどを印刷しました。
しかし、今になって、やはりその広告が「医薬品等適正広告基準」に違反する表現を含んでいることがわかりました。修正の費用はどちらが支払うのでしょうか。
解決への道筋
広告を確認し、広告会社に修正を依頼する。
弁護士からの提案
違反の予防
ご相談を受けた案件では、化粧品会社が自分で確認して修正したため、大事には至りませんでした。広告会社もこれら法令を確認するとは思いますが、念のため広告会社の作った広告が、「景品表示法」「医薬品等適正広告基準」「化粧品の表示に関する公正競争規約」等法令に違反するものでないか、化粧品のスペシャリストである化粧品会社が自ら確認することをお勧めします。
この事案を考える上でのポイント
化粧品会社にとって、製品や会社のブランド力を引き上げることはとても重要であり、そのためには、宣伝広告も大きな役割を果たします。そのためには、広告宣伝を効果的に行う必要があり、広告会社を利用することも必要になります。
しかしながら、広告については、医薬品医療機器等法に従って、誇大広告がされないように「医薬品等適正広告基準」が定められており、違反することがないよう注意する必要がありますし、「不当景品類及び不当表示防止法」を遵守し「化粧品の表示に関する公正競争規約」にも注意する必要があります。必要性や緊急性もありますが、適切な契約書を作成してからでないと、あとでトラブルになることが多くあります。
当事務所は、広告取引に関する契約書を作成し、レビューした経験があります。是非当事務所をご活用下さい。