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化粧品製造販売会社です。この度、海外に販路拡大すべく、新たに提携先を探していました。先日の展示会でやっと見つかり、販売店契約を結ぶことにしました。
これからいろいろ条件をつめていかなければなりません。海外の会社との取引は初めてなので、何を決めなければならないのかもわかりません。交渉のポイントを教えていただけますでしょうか。
解決への道筋
文化、慣習、法律も異なる国際的な取引の場合、紛争が生じた場合の解決の拠り所としての契約書の役割は、国内取引に比べて格段に大きいのが通常です。
また、海外の企業との取引では、常識や慣習が異なるため、紛争が起こりやすいといえます。そのため、国内取引にはない条項を多く取決めておく必要があります。
販売店契約といっても、販売代理店契約なのか、フランチャイズ契約なのか、販売代理店でも完全買取りなのか委託販売なのか等、いろいろな形式が考えられます。それぞれの形式を前提に、その内容を検討、交渉、決定していきます。
弁護士からのポイント
国際的な契約は、国内契約とは違う点をかなり多く考慮する必要があります。当事務所では、渉国際的な案件を多く手掛けてきており、海外のお客様の日本進出もお手伝いしております。
英語での交渉も可能ですので、ぜひ取引先のいうことをそのまま受け入れず、交渉することを前提にご相談ください。