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外国の新規取引先との再販売代理店契約に関するご相談(代理店契約、独占禁止法)
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海外の会社から製品を仕入れることになりました。
初めての海外と取引なのですが取引条件で気を付けるポイントはありますか?
解決への道筋
再販売代理店契約に含まれる主要な条件には以下のものが含まれます。
- 契約では、化粧品会社は他の代理店を使うことができるか。
- 送料や輸出入に必要な関税はどちらが支払うか。
- 輸出入のための保険は誰が支払うのか。
- 販売代理店はどのような広告をするのか。その手続き。
- 販売方法、パッケージ(薬機法、景表法などの関連法規のチェック)
- 再販売代理店から小売店に販売する場合の、小売店の限定
特に海外の会社は、自国・自社の基準で、販売方法や宣伝方法について規制してくることを求めてきます。
しかし、日本の法律(薬機法、景表法、独禁法、下請法等)に違反しないように検討し、違反する場合には先方に伝えて、契約書のその部分を修正する必要があります。
弁護士からの提案
いうまでもないことですが、購入代金を決めるにあたっては、日本での販売代金だけでなく、その商品を輸入するために要する実費も含めて検討する必要があります。
たとえば、当該外国の工場から日本までの商品の送料について、商品の金額が安いと思っていたら、送料や保険料は先方の工場を出てから全部当方持ちとされているかもしれません。
すなわち、商品の購入代金を決める際には、送料や保険の負担を全部考慮した上で、合意しなければならないということです。
根拠のない思い込みや先方に対する信頼(甘え)で大丈夫だろうと高を括らず、一つ一つの条件について実際に自社の求めるものと合致しているか確認する必要があります。