西脇威夫のミッション

日本のブランドを育て世界へ 世界のブランドを日本へ 日本の美容・健康業界を育てる

健康であり、美しくあることは人々を幸せにします。
化粧品・美容・健康業界の会社を法律面からサポートすることで、御社の製品やサービスを世に広めるお手伝いをし、人々の幸せに貢献したいと考えています。

美容・健康業界は、人体に直接関わるものであり、安全確保の必要性があるため、製造から販売後まであらゆる段階で、多くの法律や規則が複雑にからみます。そして、広告戦略が要となる中、広告に対する規制も日々変遷しています。

法律や規則に違反すれば、消費者の方に取り返しのつかない重大な不利益を与える可能性もあり、会社の信用を落とし、会社経営に大打撃を与えかねません。

そのため、あらゆる場面で法規に違反することがないよう、それと同時に競合にも勝てるようマーケティングも考慮して、しっかりと管理しなければなりません。

そこで、最大の利益を得られるよう戦略をたて、それに沿った法的効力を持たせ、想定外の損害を被らないように、また、将来を見越して、売買契約、OEM契約、代理店契約、広告制作契約等の各種書面の作成にも細心の注意を払う必要があります。

長年にわたる化粧品会社はじめ美容・健康業界を含む企業法務や社内弁護士での経験を活かし、貴社がより良い製品やサービスを提供して、消費者の方々に幸せになっていただき、貴社ブランドの価値を高めるお手伝いをしたいと考えています。

西脇 威夫

国内外の大手法律事務所での企業法務の経験

弁護士プロフィール

西脇 威夫
Takeo Nishiwaki

第二東京弁護士会 : 所属 弁護士登録番号 : 24647

経歴詳細

スポーツが好きで、小学校の時は野球と剣道、中学校から大学卒業まで陸上競技部で短距離に打ち込む日々。弁護士になってからは長距離を始めて、フルマラソンのベストは2時間51分。どうすれば体を最良の状態にできるかについて、学生時代から研究している。

1996年、まだ黎明期だった企業法務を志して弁護士になり、外国との取引を扱う渉外事務所へ。世界最大の事務所のうちの一つと提携している事務所だったため、当時から化粧品、アパレル、ジュエリーなどの世界的なブランドの仕事を経験する。米国ロースクール留学、サンフランシスコの法律事務所で勤務。帰国後も渉外事務所で企業法務で経験を積む。スポーツ好きが講じて、ナイキジャパンで法務部長を務めた。そのため企業のブランド戦略を得意とし、国内・国外のアパレル、ジュエリー、化粧品などの企業からのご依頼を多く受けるようになる。さらに、スポーツに関する案件から発展して健康食品についても、ご依頼をいただけるようになり、美容・健康業が業務の中心の一つになる。

25年以上の企業法務一筋の確かな実績と業界についての深い知識に基づいた、攻めと守りのバランスがとれたアドバイスを得意としている。

経歴

1994年
一橋大学法学部卒業
1996年
司法修習修了 48期弁護士登録
2001年
ワシントン大学法学修士(LL.M.)
1996年~2004年
中川・高階法律事務所(現クリフォードチャンス法律事務所)
2001年~2002年
Marshall Suzuki Law Group(サンフランシスコ)
2004年~2007年
株式会社ナイキジャパン
2007年2月~
2008年3月
西川シドリーオースティン法律事務所・外国法共同事業
2008年4月~
2012年7月
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業(その間、シスコシステムズ出向)
2012年8月~
2018年6月
西脇法律事務所設立
2018年7月~
リップル法律事務所設立

役職

  • 第二東京弁護士会所属
  • 第二東京弁護士会国際委員会副委員長
  • 外資株式会社監査役
  • 日本輸入化粧品協会 会員
  • 薬事法ドットコム パートナー弁護士
  • 一般財団法人日本スポーツコミッション理事
  • 日本スポーツ法学会会員
  • クライシスマネジメント協議会理事
  • NPO法人ネス・システム監事
  • 第二東京弁護士会知財権法研究会会員
  • エンターテインメント・ロイヤーズ・ネットワーク会員
  • 第二東京弁護士会スポーツ法政策研究会事務局長
  • 日本プロ野球選手会公認選手代理

弁護士西脇に

インタビュー

q弁護士として大切にしていることは何ですか?

お客様との信頼関係を構築し、維持することです。信頼関係がなければ、たとえご依頼をいただいたとしても案件を解決するために十分な量の情報をいただくことは難しいことがあります。また、お客様が弁護士を信頼できなければ、お客様としても案件が解決するまで不安な状況が長く続くでしょうし、事案の結果についてもご不満をもたれることが多いかと思います。信頼して安心して案件をお任せしていただけるよう高品質なサービスをご提供すること、そのために自分の知識と経験を増やし、また、お客様としっかりコミュニケーションをとって、お客様のお気持ちを理解できるよう心掛けています。

qサービスの特徴は何ですか?

クライアントの事情、契約の相手方の事情のみならず、市況や業界の状況、もちろん最新の法規制などを鑑みたうえで、あらゆる事態を考えてカスタマイズしたオーダーメイドのご提案やアドバイスをします。
私は、ただ法律的な回答はこうと、型通りにお伝えするのではなく、根本的により適切と思われる手法や戦略の提案もしますので、話を整理する過程で、クライアントは、ちがう戦略があることにも気づくことができます。

また、たとえ、トラブル発生をきっかけにご依頼がきたとしても、そのトラブルを解決して終わりではなく、以後そのトラブルが起きないような仕組みや、法務の仕事を可能な範囲で自社内で行えるような仕組みができるよう先を考えたご提案をしています。

qそのようなサービスができるのはどうしてですか?

私が行っているサービスは、企業法務における経験の多さと経験の質に基づくものです。弁護士も職人業ですから、日々研鑽し、多くの経験をして、自身のデータベースが増加されている弁護士は、知識やアドバイスの深さのレベルが異なります。
特に、企業法務は弁護士業の中では特殊な分野なので、大企業から中小企業まで企業経営の各ステージでの案件をこなしていないと、あらゆる状況を想定し、全体を俯瞰したアドバイスをすることはできません。

私は、大学を卒業してすぐに弁護士になったのですが、その時から25年一貫して日本やアメリカで中堅の企業法務を専門とする事務所で案件を扱ってきました。どこも中堅の法律事務所だったため、末端作業を長年やらされるということはなく、早くから自分が主体的に案件にかかわることができ、実力をつけることができました。途中、ナイキで法務部長としても勤務しましたので、事業会社の事情やニーズについても理解しています。それでも、世の中の状況は常に変わるので、現状に甘んじることなく、常に自分も謙虚な気持ちでアップデートする努力をしています。

このような経験の多さと経験の密度の濃さがなければできないようなサービスを提供しています。

q美容業・健康業界に対する思いは?

美しくある、健康である、ということは人を幸せにします。もちろんそれが幸せの全てではないですが、人間の基本的な欲求であることは間違いないでしょう。
人の幸せに貢献するという点でとてもポジティブな業界であるところが好きなところです。スポーツブランドのナイキでインハウスとして勤務したことあるのも、同じ思いによるものだったと思います。

特に体に直接関わるものについては厳しい規制があり、注意が必要です。しかし逆にこれらの規制をうまく利用することにより、他社と差をつけることができます。もちろん品質がよいことは必要ですが、競争業者も多いので、商品の良さをどう知ってもらうかというのが重要な戦略の一つになります。そのためには、法律を熟知していることが必要であり、弁護士としてもやりがいがあります。これは、外国から化粧品や健康食品を輸入して販売する場合も同様です。

日本で企画・製造した化粧品や健康食品も世界中で人気があります。輸出するためには輸出先の国の法律も確認する必要がありますが、やはり特別な規制をされているのが原則と考えてよいと思います。その場合は現地の法律事務所にも協力をお願いすることになると思いますが、それを前提に戦略を考えればよいですし、日本の考え方も応用できる場合が多いと思います。日本のブランドが世界でヒットすることに関われることもとてもうれしいことです。